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ハーレム・ドラッグ―3
 そして、ついに放課後になった。
 俺は砂塵の吹く職員室前の廊下で(←イメージ)、全身を緊張に強張らせつつ仁王立ちしていた。
 だが、いつまでも立ち往生している訳にはいかない。

「よ・・・よし、行くか」

 俺は覚悟を決めると、職員室の扉をノックして入っていった。

「しっ、失礼します!」
「あら後藤君、やっと来たわね」

 いつもと変わらぬ美貌で微笑む玲子先生に、腰砕けになりそうな感覚を味わいながらぎこちなく笑い返した。

「それじゃ、行きましょうか」
「え、い、行くってどこに・・・?」

 先生は指先に引っ掛けた鍵を俺に見せた。

「進路指導室よ。あそこなら鍵もかかるし、じっくり絞ってあげられますから」

 うわ、先生の頬が少し赤く染まって、俺を熱っぽく見つめてる・・・!
 た、起ってしまった・・・。
 俺のエマージェンシーに気付いたのか、玲子先生は目を逸らすと足早に指導室へと向かい、俺は慌てて後を追った。
 指導室に向かう間に誰ともすれ違う事もなく、無事に辿り着けたのは今が放課後だからだ。生徒は帰ったか、部活動に励んでいる頃だろう。
 俺を除いてな。

 指導室に入ると、先生はすぐに部屋に鍵をかけ、窓のカーテンを閉めた。

「んふ。後藤君、待たせてゴメンね。ちゃんとしたお礼させてもらうわ」

 玲子先生は俺に自分の胸を押し付けるように、体を密着させた。
 胸の柔らかい感触と弾力に、頭の心がカアッと熱くなる。

「大人のキス・・・した事ある?」

 先生は俺の顔を両手で優しく挟み込むと、荒くなり始めた吐息で聞いた。

「な、無いです・・・」
「じゃあ、教えてあげる・・・んっ、ちゅぅ、くちゅ、ん・・・!」

 先生の舌が俺の口の中を優しく舐め回してきた。
 歯茎をなぞったり、舌を絡めてきたり、頭の中はパニックを通り越して硬直状態でもはや先生にされるがままだった。

「後藤君、セックスの経験はあるの・・・?」

 早鐘のように脈打つ心臓が、ドーピングされたように更に鼓動を激しくした。

「な、無いです・・・!」
「そう、それじゃあ・・・」

 一旦離れた玲子先生は、スカートに手を入れて下着を脱いだ。
 その下着は、真ん中に濡れたような染みが広がっていた。
 机の上に横たわった先生はスカートを捲り上げ、両足を大きく開いて充血して濡れそぼったアソコを指で広げた。
 初めて間近で見る女性器に、俺は魅入られたように凝視してしまった。



「私で良かったら、女を教えてあげるわ・・・どう?」
「ハイッ! よろしくお願いしまっす!」

 俺はもどかしい手付きでズボンとパンツをまとめて下ろすと、硬くなりっぱなしのペニスを取り出した。
 手で位置を調整して割れ目にあてがうが、焦って中々上手くいかない。

「落ち着いて後藤君。ほら、ここよ」

 先生がペニスを握って、ちゃんとした位置に誘導して固定してくれた。
 入り口に触れた先端から、先生の熱い体温が伝わってくる・・・!

「このままゆっくり・・・あ、そ、そう・・・! ぁぁあっ・・・は、入ってくるぅ・・・!」

 気力を振り絞り、一気に突き入れたい気持ちを抑えてゆっくりと玲子先生の中へ侵入していった。

「はぁぁん・・・! 後藤君のオ○ンチン、入ったのね・・・! さ、最初はゆっくり動かして・・・」
「は、はいっ・・・!」

 俺は先生に言われた通りに、ゆっくりと腰を動かし始めた。
 動かすたびに、先生のオ○ンコが俺のペニスを肉の襞で擦り上げて腰と頭が蕩けそうな強烈な快感が俺を襲ってくる。
 自分でも気付かないうちに、俺は腰の動きを加速していった。

「はぁ、はぁ・・・せ、先生っ・・・!」
「あっ! あっ、あぁっ、んぅう~っ・・・! す、凄いわ、後藤君のオ○ンチン! せっ、先生の中で大暴れしてるぅ~~っ!」



 テクニックも糞も無いがむしゃらな前後運動だったが、玲子先生は感じて乱れてくれていた。
 自重に負けず上向きの形の良いおっぱいがブルンブルンと震えるのを見て、俺は上着の裾から両手を突っ込み、更にブラの下に突っ込んで憧れだった巨乳を直に手の平に収めて揉みしだいた。

「ああぁんっ! 胸まで責めるなんて、んぁっ、本当に初めてなのぉっ?」
「本当に初めてだよっ。先生が始めての女なんだっ」
「ああっ・・・嬉しいわ・・・!」

 恍惚の色を浮かべつつ俺に微笑んでくれた先生の笑顔に後押しされ、俺はラストスパートに入った。

「あっ!? ひぃっ、いぅ、あぐ、だ、め、イク! せっ、先生イク! ひぁぁぁっ! 後藤君に、いひぃっ! い、イカされちゃうぅ~~!」
「先生っ! 俺、も、もう限界です・・・っ!」
「いいわっ、そのまま、出してっ! 先生が妊娠するくらい、たくさん中に出してぇっ!!」

 最後の理性の糸が切れた。
 何も考えずにひたすら先生の中を蹂躙し、ついに、最後の一突きと同時に俺は玲子先生の膣内に熱い精液を一気に注ぎ込んでいた。

「いひぁぁあっ! イ、クっ! ああぁぁあぁあぁ~~っ!!」

 先生の手足が俺の体に絡みつき、しっかりと抱きしめてきた。
 俺も先生の体をきつく抱きしめる。
 玲子先生の中の熱い肉が、きゅきゅぅっとペニスを締め付けてくる。
 その感覚に、尿道に残った最後の一滴まで搾り取られ、中に吐き出して力尽きた。

「あ、はぁ、あぅ・・・ああ、入ってる・・・。後藤君の精液を子宮に感じるよ・・・!」

 先生に覆いかぶさるように倒れた俺は、重くないように体を支えてたが腕に入る力が実に頼りない。

「はっ、はぁ、はぁぁ・・・! 後藤君・・・先生の中、気持ちよかった?」
「もう最高・・・。このまま死んでもいい気分です・・・」

 素直な気持ちだった。
 天国か極楽の天女か、はたまた伝説の桃源郷に住まう仙女を抱いた気分なんだから。
 ところが、玲子先生は急に悲しそうな顔をして俺にキスをしてきた。

「んむっ? んちゅ、ぷは、せ、先生、どうしたんですか?」
「そんなこと言わないで・・・。これからもっともっと沢山してあげるんだから・・・」

 はい?

「ずっと前から、あなたとこうなりたかったの・・・」

 え、ええっ!?

「先生、それ、本当に・・・?」
「もう、こんな嘘つかないわよ・・・。ちっとも気付いてくれないんだもの・・・後藤君の鈍感」

 えぇっと、つまりどういう事だ?
 玲子先生がこんな過激なお礼をしてくれたのは、あの『運命改変薬』のせいではなく、元々俺の事が好きだったからってことか?

 ・・・いや、それはない。断言できる。
 先生の手伝いをしたのは、これが初めてじゃないからだ。以前にも何度かプリント運びの手伝いをした事があるし、今回のよりももっと重たい物を運んであげた事もある。

 その時には当然のように、こんな幸せな事にはなっていないのだ。
 キスはおろか、頭を撫でる程度の事もなかったのだから。

 ・・・古文書にはまだ未解読の部分がある。そこに何か書いてあるかも知れないな。
 思考に没頭していた俺を引き戻したのは、玲子先生の再びのキスだった。

「んむっ、ん~~~ちゅっ。もぉ~、女を抱いている時に考え事するなんて、エチケット違反よ?」
「あ、いや・・・ごめんなさい」
「んふ、安心していいよ」

 玲子先生はちょっと寂しそうに笑った。

「これで後藤君と恋人になれたなんて、自惚れてないから・・・。後藤君気付いてないでしょうけど、あなたって結構女の子にもてるのよ?」
「へ?」

 実に間の抜けた声を出してしまった。
 そんな筈はない。
 今までの人生で、バレンタインのチョコだって義理以外貰った事ないような男ですよ、ボクは。

「先生にあなたの事で相談しに来る女の子、多いのよ? 相談しに来ない子たちも、あなたを見る目を見れば分かるわ」

 ワケがワカラン。
 もしかして、これが薬の本当の力なのか・・・?

「だから・・・先生はあなたの都合のいい女でいいわ。セックスしたい時、遠慮なく私を使っていいから、その時だけでも、側にいさせて」
「せ・・・先生・・・いいんですか、そんなんで・・・?」
「うん、お願い」

 玲子先生がこんな健気な女性だったとは・・・。
 俺は今まで先生を欲情の対象としか見ていなかった事が、無性に恥ずかしくなると同時に、この上もなく愛おしく感じて抱きしめてしまった。

「あん、後藤君・・・苦しいよ・・・」

 そういいつつ、先生も俺を抱きしめ返してきた。

「分かりました、先生。その、俺も頭ん中の整理がまだ付かないんで、それでいいのなら・・・」

 我ながら卑怯な言い分だなぁと思ったが、今は自分も誤魔化してしまう事にした。

「うん、ありがとう」

 もう一度キスをし、俺たちは乱れた服を整えて指導室を後にした。
 先生のアソコは中にたっぷり出してしまったので汚れていたが、ポケットティッシュで周りを綺麗にしただけだった。
 大丈夫なのか聞いてみた。

「・・・今日は、このままあなたがくれたのを入れておきたいから・・・」

 頭に血が上ってクラッと来た。
 先生、俺を萌死にさせる気ですか!?

テーマ:創作官能小説連載
ジャンル:アダルト
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