2008年05月06日 (火)
「お、おだてても何もでねーぞ。マジ、過大評価だよ」
「ふふっ、そーいう事にしとくよ。この事に気付いたのは、私だけって方が気分いいしね」
アパートに着くまで、桐山はずーっとニコニコしっぱなしだった。
着いたら着いたで、今度は鼻歌まじりで桐山は夕食作りに取り掛かる。
いやもう、何というのか・・・。
俺が彼女の上機嫌の元かと思うと、不思議な感覚だぜ。
でも、持参のエプロンを着けて楽しそうに料理を作っている桐山の後姿に、俺の顔も自然と笑顔になっていたようだ。
偶然目が合ったりすると、二人でにぱ~っと笑いあったりして・・・。
まるで、ずっと前から見ている光景のように思えたね。
「ふふっ、そーいう事にしとくよ。この事に気付いたのは、私だけって方が気分いいしね」
アパートに着くまで、桐山はずーっとニコニコしっぱなしだった。
着いたら着いたで、今度は鼻歌まじりで桐山は夕食作りに取り掛かる。
いやもう、何というのか・・・。
俺が彼女の上機嫌の元かと思うと、不思議な感覚だぜ。
でも、持参のエプロンを着けて楽しそうに料理を作っている桐山の後姿に、俺の顔も自然と笑顔になっていたようだ。
偶然目が合ったりすると、二人でにぱ~っと笑いあったりして・・・。
まるで、ずっと前から見ている光景のように思えたね。
「は~い、おまたせ~。さつき印のオムライスと、ロールキャベツだよ~」
「おお、美味そう・・・! いただきま~す!」
目の前に置かれたオムライスを一口食べると、卵がふわりと蕩けてチキンライスと混ざり、絶妙な味わいを醸しだした。
ロールキャベツも、中の肉汁とスープがこれまた実に良く合っていて、口の中に深い味わいが染み込むようだった。
美味そうに食う俺の顔を見て、桐山は嬉しそうに笑っていた。
さて、メシを食い終わった。
既に俺も桐山もシャワーを浴び、ベッドに腰掛けてスタンバイオーケーな状態である。
さすがに桐山も言葉が少ない。頬を染めて、静かに床を見つめている。
俺の方は三人と経験済みのお蔭で、大分落ち着いていた。
いよいよだ。・・・が、その前に。
風那と空那に聞いた事を、桐山にも聞いた方がいいだろう。
「あ~、桐山?」
「んひっ? にゃ、にゃに?」
・・・口が回ってねぇ、相当緊張してるな。
「本当に俺でいいんだな?」
「う、うん。私からお願いしてるんだから、それは気にしないでいいよ」
「お前を選ばないかも知れないんだぞ?」
「・・・その辺は、もう覚悟できてるよ」
目蓋を閉じ、桐山は静かに答えた。
が、不敵な笑みで言葉をつないだ。
「そう簡単には、諦めないけどね♪」
「・・・さいですか」
桐山の本来の部分を見た気がして、俺は何となく安心した。
彼女の方も、今ので緊張が解れたようだ。
と、桐山がベッドの上に乗り、正座して、三つ指付きながら深々と頭を垂れた。
「改めて・・・。後藤、今夜はこの桐山さつきのお相手を、どうかよろしくお願い致します」
「あ、いえ、こちらこそ一つよろしく」
はっ、俺も思わずベッドの上で正座して深々と礼をしてしまった。
武道の達人なせいか、動作に乱れが無いんだ。ピシッとしていて、有無を言わさぬ静かな迫力がある。
頭を上げ、少し見つめあった俺たちは、膝立ちになって口付けを交わした。
桐山をそっとベッドの上に倒した俺は、もう一度キスをした。
「ん・・・ちゅっ、ん、ふぅ・・・。ふは・・・あの、後藤・・・」
「ん? どした?」
「そ、その~、稽古で痛みには慣れてると思うんだけどさ、や・・・優しく、お願い・・・」
桐山はその瞳に、僅かに恐怖の色を滲ませて懇願した。
怖い物知らずと思っていた、この強い女の子の弱々しい一面。
白状しよう。
俺は今、猛烈に桐山さつきに燃え(萌え)ている!
「桐山・・・お前、可愛いな」
「ふぇい!? な、何をいきなり・・・! もう、からかってるでしょ」
ちょっと膨れた顔も・・・イイ。
「からかってない、本気で可愛いと思ってるぜ」
「ご、ごと・・・んむっ? んく、んふぅうぅ・・・!」
返事をキスで消した俺は、そのまま桐山の口の中にそっと舌を差し込んだ。
一瞬、彼女の体が小さく震えたが、構わずに舌を進ませる。
「んっ! くぅ、ちゅぶ、んひふ、ちゅぷ、ひゃ、ちゅ、ん~~~~っ」
口の中で、俺は桐山の舌を捕らえて舐めまわした。
舌を絡め、内側の肉の壁を舐り、唾液を吸い上げ、流し込んだ。
体を離そうとしているのか、彼女は俺の肩を掴んで押してくる。
けれど、その手に力はまるで篭っていない。手の力は押す力から掴む力に変わり、必死に俺の肩を掴んでいた。
「ひむ、むん、はぷ、ちゅぱ、・・・ひんっ!?」
桐山の体が、声にならない悲鳴を上げた。
全身から力が抜け、肩を掴んでいた両手もベッドの上に落ちた。
「はっ・・・、ひ、ふぅ・・・、はふ・・・」
顔を離すと、桐山は荒い息で小刻みに体を震わせ、ちょっと涙の滲んだ瞳で俺を見つめていた。
体を覆っていたバスタオルが外れかかり、胸もアソコもやっと隠している状態になっている。
キスだけでイっちゃったか・・・あられもない姿とは正にこの事だな、実に色っぽいお姿だね。
「おお、美味そう・・・! いただきま~す!」
目の前に置かれたオムライスを一口食べると、卵がふわりと蕩けてチキンライスと混ざり、絶妙な味わいを醸しだした。
ロールキャベツも、中の肉汁とスープがこれまた実に良く合っていて、口の中に深い味わいが染み込むようだった。
美味そうに食う俺の顔を見て、桐山は嬉しそうに笑っていた。
さて、メシを食い終わった。
既に俺も桐山もシャワーを浴び、ベッドに腰掛けてスタンバイオーケーな状態である。
さすがに桐山も言葉が少ない。頬を染めて、静かに床を見つめている。
俺の方は三人と経験済みのお蔭で、大分落ち着いていた。
いよいよだ。・・・が、その前に。
風那と空那に聞いた事を、桐山にも聞いた方がいいだろう。
「あ~、桐山?」
「んひっ? にゃ、にゃに?」
・・・口が回ってねぇ、相当緊張してるな。
「本当に俺でいいんだな?」
「う、うん。私からお願いしてるんだから、それは気にしないでいいよ」
「お前を選ばないかも知れないんだぞ?」
「・・・その辺は、もう覚悟できてるよ」
目蓋を閉じ、桐山は静かに答えた。
が、不敵な笑みで言葉をつないだ。
「そう簡単には、諦めないけどね♪」
「・・・さいですか」
桐山の本来の部分を見た気がして、俺は何となく安心した。
彼女の方も、今ので緊張が解れたようだ。
と、桐山がベッドの上に乗り、正座して、三つ指付きながら深々と頭を垂れた。
「改めて・・・。後藤、今夜はこの桐山さつきのお相手を、どうかよろしくお願い致します」
「あ、いえ、こちらこそ一つよろしく」
はっ、俺も思わずベッドの上で正座して深々と礼をしてしまった。
武道の達人なせいか、動作に乱れが無いんだ。ピシッとしていて、有無を言わさぬ静かな迫力がある。
頭を上げ、少し見つめあった俺たちは、膝立ちになって口付けを交わした。
桐山をそっとベッドの上に倒した俺は、もう一度キスをした。
「ん・・・ちゅっ、ん、ふぅ・・・。ふは・・・あの、後藤・・・」
「ん? どした?」
「そ、その~、稽古で痛みには慣れてると思うんだけどさ、や・・・優しく、お願い・・・」
桐山はその瞳に、僅かに恐怖の色を滲ませて懇願した。
怖い物知らずと思っていた、この強い女の子の弱々しい一面。
白状しよう。
俺は今、猛烈に桐山さつきに燃え(萌え)ている!
「桐山・・・お前、可愛いな」
「ふぇい!? な、何をいきなり・・・! もう、からかってるでしょ」
ちょっと膨れた顔も・・・イイ。
「からかってない、本気で可愛いと思ってるぜ」
「ご、ごと・・・んむっ? んく、んふぅうぅ・・・!」
返事をキスで消した俺は、そのまま桐山の口の中にそっと舌を差し込んだ。
一瞬、彼女の体が小さく震えたが、構わずに舌を進ませる。
「んっ! くぅ、ちゅぶ、んひふ、ちゅぷ、ひゃ、ちゅ、ん~~~~っ」
口の中で、俺は桐山の舌を捕らえて舐めまわした。
舌を絡め、内側の肉の壁を舐り、唾液を吸い上げ、流し込んだ。
体を離そうとしているのか、彼女は俺の肩を掴んで押してくる。
けれど、その手に力はまるで篭っていない。手の力は押す力から掴む力に変わり、必死に俺の肩を掴んでいた。
「ひむ、むん、はぷ、ちゅぱ、・・・ひんっ!?」
桐山の体が、声にならない悲鳴を上げた。
全身から力が抜け、肩を掴んでいた両手もベッドの上に落ちた。
「はっ・・・、ひ、ふぅ・・・、はふ・・・」
顔を離すと、桐山は荒い息で小刻みに体を震わせ、ちょっと涙の滲んだ瞳で俺を見つめていた。
体を覆っていたバスタオルが外れかかり、胸もアソコもやっと隠している状態になっている。
キスだけでイっちゃったか・・・あられもない姿とは正にこの事だな、実に色っぽいお姿だね。
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