2011年03月17日 (木)
「・・・っつー訳で、百合香は一度家に戻った。それからこの二人、桐山さつきと麻生夕紀も参戦してくれる事になったんだ。それで、二人にも何か道具を貸してやって欲しいんだけども・・・」
さつきと有希を雪音(仮)さん達に紹介して。道具を貸してやって欲しいとお願いしてみた。
彼女はしばらく二人をジッと見つめると、何か納得したような感じで頷いた。
・・・何を納得したのだろう。
「承知いたしました。お二人にはその資格が有ります。道具については後ほど、それぞれの能力を見て、どんな力を持った物を貸すか判断しましょう」
「頼むわ。ああ、それから二人の名前、考えてみたよ」
「ホント? どんなの? どんなの?」
美幸(仮)さんが身を乗り出して聞いてくる。
俺は二人に名前を教えた。
反応は・・・。
さつきと有希を雪音(仮)さん達に紹介して。道具を貸してやって欲しいとお願いしてみた。
彼女はしばらく二人をジッと見つめると、何か納得したような感じで頷いた。
・・・何を納得したのだろう。
「承知いたしました。お二人にはその資格が有ります。道具については後ほど、それぞれの能力を見て、どんな力を持った物を貸すか判断しましょう」
「頼むわ。ああ、それから二人の名前、考えてみたよ」
「ホント? どんなの? どんなの?」
美幸(仮)さんが身を乗り出して聞いてくる。
俺は二人に名前を教えた。
反応は・・・。
2011年03月04日 (金)
「よし、二人の名前も取り敢えず決まったし・・・。本を回収して戻ろうか」
俺はそう言って立ち上がると、古い木製机の上に置いてあるパソコンに近付いた。
牛丼屋のバイト代から残った僅かな金をコツコツ貯めて、オタクコンビの金城と高原に色々教えて貰い、パーツを買って組んだ低スペックながら愛着のある自作パソコンだ。
「孝一、パソコンの中に本を隠したの?」
「いや、あの本って結構厚みがあってな、とてもじゃないが入らないよ」
俺はパイプ椅子を引き出し、キーボードをずらすと開いた机の上を拳で殴りつけた。
その音に驚いて三人が身を竦めるが、構わずに机の下に手を入れる。
「孝ちゃん、何して・・・え?」
衝撃で机の裏から俺の手の平に落ちてきたのは、『運命改変薬秘伝』と書かれた古文書だ。
俺はそう言って立ち上がると、古い木製机の上に置いてあるパソコンに近付いた。
牛丼屋のバイト代から残った僅かな金をコツコツ貯めて、オタクコンビの金城と高原に色々教えて貰い、パーツを買って組んだ低スペックながら愛着のある自作パソコンだ。
「孝一、パソコンの中に本を隠したの?」
「いや、あの本って結構厚みがあってな、とてもじゃないが入らないよ」
俺はパイプ椅子を引き出し、キーボードをずらすと開いた机の上を拳で殴りつけた。
その音に驚いて三人が身を竦めるが、構わずに机の下に手を入れる。
「孝ちゃん、何して・・・え?」
衝撃で机の裏から俺の手の平に落ちてきたのは、『運命改変薬秘伝』と書かれた古文書だ。
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