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ハーレム・ドラッグ第四章―3

「大きな声を出さないで答えて貰いましょうか・・・、貴方たちは誰?」
「この部屋に何の用ですか?」

 背後の二人が小さな声で問う。その声の中に刃を感じた。
 少しでもおかしなそぶりを見せたら、有無を言わさず切り伏せる・・・そんな力を込めた声。
 普通、こんな声を掛けられたら萎縮して言いなりになりそうな所だが・・・。俺はこの声に聞き覚えがあった。

「えっと・・・もしかして、さつきと夕紀か?」
「えっ・・・?!」
「俺だよ、孝一だ。そっちは百合香だよ」
「孝一さんと篠宮先輩・・・?」

 背後の二人が明らかに動揺を見せた。刺激しないようにゆっくりと振り向く。
 背後にいたのは、予想通り、さつきと夕紀だった。
 やれやれ、アイシャ達じゃなくて良かったぜ。ほっと安心してメットを取る。
 首筋に何か冷たくて固いモノが当たった。
 ・・・って、真剣じゃあーりませんか!?

テーマ:創作官能小説連載
ジャンル:アダルト