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ハーレム・ドラッグ第二章―14
「いっ・・・痛・・・!」

 桐山が顔をしかめた。
 処女膜の儚い抵抗を先端に感じつつ、じわじわと圧力を掛けていく。
 もう少しか? と思った瞬間、何かが切れるような感じがして、俺のペニスは桐山の中へ吸い込まれるように入っていった。



「ひっ!? き、ぅああっ!! ・・・あ、くふぅ・・・! は、入った、の?」」
「ああ、根元まですっかり入ったぜ。大丈夫か?」
「うん・・・痛い、けど・・・。何だか・・・気持ち良いかも・・・」
「ホントか? 無理してないか?」
「し、してないよ・・・。どうしてだろ、痛いよりも、気持ち良いのがどんどん強くなってきてる・・・」

 結合部を見ると、破瓜の血が俺のペニスに纏わりついている。
 処女を散らした直後で感じるもんか?
 桐山が俺に心配させまいと、無理をしている風でもないみたいだし。
 そういや、風那と空那もあまり痛がってなかったな・・・。
 ま、個人差があるんだろう。

「はぁ・・・。後藤の・・・熱い・・・! ねぇ、う、動いて・・・」
「いいけど・・・無理すんなよ?」
「うん・・・辛かったら言うから・・・あ・・・!」

 ゆっくりと腰を動かし始めると、桐山の体が抜き差しに合わせて上下に揺れる。

「あっ・・・! くっ・・・はっ・・・! アソコ、が・・・ジンジン、する・・・!」

 桐山の中が、次第に動きの複雑さを増してきた。
 処女のキツイ締め付けと、グニグニと蠢く肉壁が俺を容赦なく追い詰めてくる。

「っ、あっ! んくっ! はっ! んひん・・・っ! ダ、ダメェ! 感じ過ぎるぅ! 何で、こんなに・・・! あ、ぅぁあ~~っ!」
「き、桐山・・・本当に痛くないんだな?」
「全然、痛くっ、ないっ・・・! ど、どうしてぇ!? こ、これじゃ、私、い、淫乱みたいだよぉ・・・!」
「そんな事ねーって。こんなに感じてくれるなんて、俺は嬉しいぜ?」
「ほ、本当に? くぁっ! 初めてでこんなに感じるような女だよ?」
「・・・すげー可愛い」
「ふぇ?」
「冗談抜きですげー可愛いぜ・・・さつき」
「ふぁ・・・!!」

 うぉ!? し、締め付けが急に強く!?
 肉棒全体に熱い膣肉が絡みつくように襲い掛かってくるぞ!?

「ちょ、締め付け、すご・・・!」
「あ、ああぁ・・・! あふぅぁあ~~っ!」

 ゾクゾクッと体を震わせたさつきが頭を振り乱す。
 涙を流しながら、シーツを引っ張ったり、足を突っ張ったりして、襲ってくる快感に弄ばれている。
 まるで痛がっていないので、次第に俺の腰の動きも遠慮がなくなってきた。

「後藤っ・・・! あっ! くひぅっ! んひぅっ! ぎっ・・・くはぁ~~~っ! ご、とう・・・っ!! ごと、おぅっ・・・!」

 結合部からはじゅぶ、ぶちゅ、と卑猥な音が漏れ、さつきの喘ぎ声が部屋に響く。
 音と声が俺の欲望を刺激し、ペニスに熱を集中させていった。
 く、俺も余裕がなくなってきたぞ。

「さつき・・・中に出してもいいか?」
「はぁ、はぁ・・・いいよ・・・! このまま、私の中に・・・!」
「分かった、それじゃあ・・・!」

「あっ、え? ひぁっ!! ああぁっ!! ぁあああ~~っ!!」

 彼女の体に覆いかぶさるようにして、俺は腰の動きを一気に速めた。
 処女相手にあんまりな腰使いだが、もう俺も止まれない。

「あぁっ! あんっ! あっ・・・? あ? な、なに? 頭の中、白く、なる・・・ひうぅっ・・・!!」

 し、締め付けがまだ強く!?
 瞬間、更にきつくなったさつきの中へ、俺は射精していた。

「ひっ・・・!? 熱い・・・! あ、ひぃく、いっく、ぅ! あ、あはぁああ~~~っ!!」

 絶頂に達したさつきが下から俺にしがみ付き、俺も抱きしめ返す。
 荒い息で涙を流しながら俺を見つめる彼女に、俺はたまらなくなってキスをした。
 差し込んだ舌を迎えるように、さつきの舌が絡んでくる。
 その間にも、ペニスの先端からは精液を大量に膣内に注ぎ込む。
 子宮口の感触を微かに先端に感じ、俺は無意識に腰を押し付けて奥へ奥へと精液を送り込んでいた。


「後藤の精液、凄くいっぱい出たね。お腹の中タプタプだよ」
「あ~~~、まぁ、その、桐山の体がそれだけ気持ち良かったという事で」

 行為が終わり、ベッドの上でくつろいでいた。
 桐山は俺の腕を枕にして、微笑みながら寄り添っている。
 と、急に不満そうな声を出した。

「コラ、Hが終わったらもう下の名前で呼んでくれないの?」
「え? あ、ああ・・・」

 シテいる最中に、思わず下の名前で呼び捨てにしちまった。
 何となく前の呼び方に戻したのだが、お気に召さないようで。

「・・・さつき」
「よろしい。ねえ、わたしも孝一って呼んで良い?」
「ああ、良いぜ」
「・・・孝一」

 ぶは、熱く潤んだ瞳で、俺をじっくりと見つめながら言いやがった。
 胸が締め付けられるくらい感動しちまったぞ。

「にゅふふふふ~~~♪」

 頭を俺の胸の上に移動させて、猫がするようにスリスリと擦り付けてくる。
 俺は思わず顎の下に手をやってあやしてみた。

「ごろごろごろ~~」
「うにゃーーーん♪」

 さつきは嬉しそうに目を細めて、猫の真似をする。
 俺も可愛く感じて頭を撫でたりすると、さつきは更に体を摺り寄せてくる。
 こうしてじゃれている内に、何時しか眠ってしまった俺たちだった。

テーマ:創作官能小説連載
ジャンル:アダルト
コメント
やっべ桐山が彼女候補第一位に
浮上じゃないかと予想してます。

これからひっくり返るような展開を期待してますっ!!
2008/05/25(Sun) 13:39 | URL | sovi | 【編集
桐山かわいいよ桐山
2008/05/26(Mon) 20:30 | URL |  | 【編集
コメントありがとうございます
>>sovi さん
確かに、現時点では桐山が一番有利なポジションにいるかも知れませんね。
Hをした女性のうち、今はまだ玲子先生は『憧れ』的存在、風那と空那は『妹』的存在ですから。
まぁ、これからの展開でどう転ぶか・・・。
キャラクターの動き次第では書いてる私も予想もつかない方向に行く可能性はありますw

>>名無し さん
こんな可愛い彼女が欲しいもんです。
浮気なんかしたら、日本刀でバッサリやられそうですがw
2008/05/27(Tue) 00:44 | URL | HEKS | 【編集
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