インターミッション―3『サムライ・ガール vs ニンジャ・ガール』―3
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「ほう……、『干渉と改変の蛇』を目覚めさせたか……」
回収したロイドのブラックボックスから映し出されている立体映像を見て、ジェドが呟いた。
映像の中では、孝一が左手から青白い光を放ち、スカーレット・イーターの攻撃を撃退している所だ。
「お父様、あの光の事を知っているのですか?」
ブラックボックスのパネルを操作しながら映像を見ていたアイシャが聞いた。
ロイドは機能を停止させて別室に待機させている。
損傷が酷く、修理には相当の時間を必要とする。当分、使い物にはならないだろう。
「まぁね。だが、あれはまだ本来の力を発揮していないよ」
「・・・あの光はオリハルコンを腐食させました。それ以上の力があると?」
「そうだよ、アイシャ。それは腐食させたオリハルコンの、因果律を書き換えたのだ。オリハルコンとて無機物だ、生命体の因果律を操るよりはずっと容易いよ」
事も無げに言うジェドの言葉に、アイシャの背筋に冷たい物が流れる。
永遠不滅とまで言われる超金属オリハルコン。それを腐食させる力など前代未聞だ。
そんな桁外れの力を相手にしていた事に、アイシャは改めて恐怖を感じた。
映像は進み、孝一の左手に白と黒の光が現れた時、ジェドが急に椅子から立ち上がった。
「お父様?」
「強制・・・逆行発動だと・・・!?」
目を見開き、白と黒の光を振るう孝一を信じられないといった顔で凝視している。孝一の限界が来て倒れるまで、それは続いた。
そして急に、おかしそうに、楽しそうに、大声で笑い始めた。
正に哄笑といっていい笑いだ。
「はっ、は、ははははっ! ふはははははははははははっ、あーーーーっはっはっはっはっはっはっはっ!」
「お・・・お父・・・」
「驚きだ!! 信じられん!! いや、確かにこの少年は使いこなしている!! これこそが私が欲していた真の力だよアイシャ!!」
「こ・・・これが・・・?」
「ああそうとも!! 平行宇宙の存在を調べる検索能力! 因果律の完全なるコピーと上書き! その力を無限に発揮し続ける『疑似ウロボロス』! この少年は、私の欲していた力のシミュレートをしてくれたのだ!!」
アイシャはもう声も出せず、興奮しきったジェドを呆気に取られて見つめるだけだった。
ジェドがこれだけ興奮した事など、共に過ごしてきたアイシャでさえ見た事がなかったのだ。
そして、最愛の父をこれだけ楽しそうに笑わせた孝一に、嫉妬に似た憎悪が新たに芽生えていく。
(お父様をこんなに惹かせて・・・! 何処まで私を苦しめるの、ゴトウ・コーイチ!!)
映像の孝一を、アイシャは呪い殺そうとする勢いで睨み付ける。
ちょうどその時、映像ではロイドに攻撃を仕掛ける風那が映し出された。
ロイドの胸が大きく陥没するのを見て、今度はアイシャが映像を凝視する。
「こいつか・・・! こいつがロイドを!」
「ふぅむ、身体能力の超強化か。この細腕にこれだけの能力を発揮させるとは大した物だ、興味深い」
「くっ・・・!」
ロイドを一方的に破壊した少女、風那を睨み、アイシャはジェドに話しかける。
「お父様、この娘は私に殺させて下さい・・・ロイドの仇ですから」
「ああ、いいとも、好きになさい」
「ありがとうございます・・・!」
映像は進み、今度はスカーレットと戦う空那を映し出している。
空那の前方の空間が歪んだのを見て、ジェドはその正体をあっさりと看破した。
「こちらは複数の真空空間を作り出しているな。大きさはバスケットボールくらいか。一部に穴を開けて対象を吸い込んで閉じ込め、再び真空にする事によって窒息させている。なるほど、スカーレット単体では分が悪かっただろう」
孝一を癒している玲子の事は治癒能力とすぐに分かったが、彼女が恵美を圧倒する所では感心した声を上げた。
「なるほど、正反対の力か・・・。スカーレットの毒を上回るとは、彼女も中々だな」
「・・・っ・・・むぅ」
女の事を評価するとアイシャはかなり不満そうだ。
これは単純な嫉妬だが、孝一に対しての事から見ても相当なヤキモチ焼きである。
もはや情愛を通り過ぎ、信仰に近い物があった。
映像は恵美が捕らえられた後、ロイドが上空に昇る途中で切れていた。
「ふっ・・・、まさかこんな敵対勢力が出てくるとはな。メグミとスカーレットを失ったのは痛いが、面白くなったものだ。あのホムンクルスも実に興味深い、出来るなら一度調べて見たいものだ」
「お父様、恐らくゴトウ・コーイチはこうなる事を予見して手勢を集めていたと思われます。油断は禁物かと」
アイシャは、風那たちも孝一が選んで味方にしたのだと思い込んでいる。
果てしなく大きな誤解であった。
「ふふ、分かっているよ、心配性だなアイシャは」
「え、あ、お父様・・・!」
不意に後ろからジェドに抱きしめられ、アイシャは身をすくめた。
おとがいに手を添えられ、導かれるままに後ろのジェドと唇を重ねる。
「んむっ・・・、ちゅ、ぁ・・・ん、んくっ、ちゅ、ふあ、はぁ・・・」
舌を絡め合い、流し込まれる唾液を受け、自分の唾液と混ぜ合わせる。
それを飲み込むと、まるで媚薬のようにアイシャの体が火照っていく。
敏感な秘芯が震え、秘奥からジワリと透明な液体が滲んで下着を濡らしていった。
「今夜は実に愉快だ。アイシャ、私の体の熱を冷ましておくれ」
「は、はいっ。私の体、好きに使って下さいっ」
「ふっ、ではテーブルの上に乗りなさい」
ブラックボックスをテーブルの隅に押しやると、アイシャは自ら服を脱いでテーブルの上に乗った。既に濡れている花弁がよく見えるように両足を開く。
「これでよろしいですか? お父様」
「ああ、よく見えるよ」
ジェドも服を脱いで全裸になると、またアイシャと舌を絡め合う。
既に逞しくそそり立っているペニスは、ハードコアのポルノビデオ男優と同等の長さと太さを誇っていた。
それの亀頭や竿の部分をアイシャの花弁に擦り付け、愛液を塗りたくっていく。
その刺激にアイシャの体がピクピクと反応し、ジェドを楽しませた。
「んんっ、ぷは、い、ふぁ・・・、ちゅ、むぶ、んむぅ・・・!」
右手でペニスを固定し、アイシャの両手を左手でまとめて掴むと、ジェドは無遠慮に彼女の中へ自分の分身を進入させていった。
「っ! んむぅ~~~っ! んちゅ、んふく、んんぅん~~~・・・っ!」
ジェドはそのままゆっくりと最奥に亀頭を押しつけると、両手でアイシャの腰を固定する。
涙ぐんでいるアイシャを見つめ、蹂躙を宣言した。
「さぁいくよアイシャ、今夜は眠れないと思いなさい」
「はいっ、お父様・・・! 私、嬉しいです。メグミが来てからあまり構って頂けなかったから・・・」
「ふむ、そうだったかな?」
「もう、そうですよ・・・、前回は四ヶ月も前ですよ?」
アイシャは唇を尖らせて拗ねた様に言う。
その言葉に、覚えていたのか、とジェドが苦笑する。
「そうか、ではその分も可愛がってあげよう」
「はいっ! あっ! あぁっ!」
ジェドが腰を突き入れ、アイシャを強く責め立て始める。
小柄なアイシャの体は激しく揺れ、力強い腰の動きに合わせ、衝撃じみた快感が襲う。
「ひぅっ! ああっ! ぐ、あっ! あっ! お、お父っ! 様ぁ! し、幸せぇっ! 私、幸せ、ですぅっ!」
「ふふ、父親に抱かれているというのにこんなによがり狂うとは、誰に似たのやら」
「だって、ひっ! だってぇ・・・! 一番にぃっ、お父様のいっ、一番になりたいんっですぅっ! お母様にだって負けたくないのぉっ!」
アイシャの母親は彼女を産んですぐに死んだと、ジェドからそう聞かされていた。
ジェドが少々驚いた様な顔をする。
「お父様ぁ・・・! 私とお母様と、どちらを・・・、愛してくれていますか・・・?」
「両方だよ。だが、死んでしまった者より、生きている方が愛おしいな」
アイシャは花が咲き誇るような、陶酔しきった微笑みを浮かべた。
「あぁっ! あ、ああぁっ! ぉ、お父様、お父様っ! 愛してます、私が一番、あなたを愛していますっ! い、一生懸命、お父様のお役に、立ちますからぁっ! 捨てないで・・・捨てないでぇ・・・っ!」
「ああ、分かったよアイシャ。ではそろそろ本格的にいこうか」
そう言うと、ジェドは終わりに向けて猛然と腰を動かし始めた。
アイシャの膣には大き過ぎるペニスを、一切の容赦無く突き入れる。子種を求めて下がってきた子宮口を破壊するかのような勢いだ。
それは、先ほどまでアイシャを犯していた彼の影と同じ激しさだった。
「ぎっ、ひっ、ぃ、ぐふぅっ! はっ、ぉあぁ、あっ、ぉ、ぶぅ・・・っ!」
アイシャも父の精を残らず浮けとめんと、暴力的な快感の中で必死にペニスを締め付け、少しでもジェドの快楽の手助けをしようとする。
その努力が功を奏したか、ジェドは獰猛な熱の塊をアイシャの中に吐き出した。
「アイシャ・・・っ、イクぞっ・・・! そら・・・っ!」
「ひぁっ、あ、あああぁぁあぁあぁっ!! お父様熱いっ! 精液熱いのぉっ! あ、あああぁぁ・・・っ!」
影に犯されている間には射精されなかった為に、アイシャの体は精液を貪欲に欲していたのだ。
今、ようやくその願いが叶った。彼女の子宮は歓喜に震えながらジェドの精液を残らず飲み込んでいく。
「ああ、ぁああ・・・、精液が流れ込んでくるのが分かる・・・はあぁ・・・嬉しい・・・!」
「アイシャ、まだまだこれからだぞ?」
「はっ、はい・・・ひゃっ」
彼のペニスはまだその堅さを失っておらず、深々とアイシャの中に刺さったままだ。
ジェドはぐったりとしたアイシャを、挿入したまま抱き起こす。
所謂、『駅弁ファック』の体勢だ。
「第二ラウンドだ」
「えっ、くひっ!?」
ジェドの見かけによらず逞しい腕が、アイシャの体を軽々と持ち上げて勢いよく降ろす。
自らの体重の掛かった突きが、アイシャの体内を突き上げた。
「はぐっ、ほぐぅっ! あ、あ、あぎぃっ! おひょうさまぁっ、わたし、こわれ、こわれちゃいまひゅぅっ!」
「けれど締め付ける力は増しているぞ? アイシャは激しい方が好みじゃなかったかな?」
「はっ、はい、はげしいの、ひゅき、れすぅっ! あぐっ! はぐぅっ! もっろ、もっとぉ・・・っ!」
実際には、アイシャは激しい方が好きという訳ではない。
父が望んだから、そうしているのだ。
自分はジェドの求める通りの娘なのだと、まるで自己暗示のように思い込もうとしている。
そして、それはいつの間にか本当にアイシャの性癖となっていくのだ。
アイシャの性格や食べ物の好み、好きな色や音楽はすべて、ジェドの好む物でもあった。
「ひぁっ! ひぁああぁああぁぁああっ!!」
「・・・・・・」
(ふ、母親か・・・。お前の本当の母親がこの光景を見たら、どんな顔をするかな?)
アイシャに見えぬように、ジェドはほくそ笑む。
それは邪悪と呼ぶに相応しい、悪魔の様な笑みであった。
「・・・あの光はオリハルコンを腐食させました。それ以上の力があると?」
「そうだよ、アイシャ。それは腐食させたオリハルコンの、因果律を書き換えたのだ。オリハルコンとて無機物だ、生命体の因果律を操るよりはずっと容易いよ」
事も無げに言うジェドの言葉に、アイシャの背筋に冷たい物が流れる。
永遠不滅とまで言われる超金属オリハルコン。それを腐食させる力など前代未聞だ。
そんな桁外れの力を相手にしていた事に、アイシャは改めて恐怖を感じた。
映像は進み、孝一の左手に白と黒の光が現れた時、ジェドが急に椅子から立ち上がった。
「お父様?」
「強制・・・逆行発動だと・・・!?」
目を見開き、白と黒の光を振るう孝一を信じられないといった顔で凝視している。孝一の限界が来て倒れるまで、それは続いた。
そして急に、おかしそうに、楽しそうに、大声で笑い始めた。
正に哄笑といっていい笑いだ。
「はっ、は、ははははっ! ふはははははははははははっ、あーーーーっはっはっはっはっはっはっはっ!」
「お・・・お父・・・」
「驚きだ!! 信じられん!! いや、確かにこの少年は使いこなしている!! これこそが私が欲していた真の力だよアイシャ!!」
「こ・・・これが・・・?」
「ああそうとも!! 平行宇宙の存在を調べる検索能力! 因果律の完全なるコピーと上書き! その力を無限に発揮し続ける『疑似ウロボロス』! この少年は、私の欲していた力のシミュレートをしてくれたのだ!!」
アイシャはもう声も出せず、興奮しきったジェドを呆気に取られて見つめるだけだった。
ジェドがこれだけ興奮した事など、共に過ごしてきたアイシャでさえ見た事がなかったのだ。
そして、最愛の父をこれだけ楽しそうに笑わせた孝一に、嫉妬に似た憎悪が新たに芽生えていく。
(お父様をこんなに惹かせて・・・! 何処まで私を苦しめるの、ゴトウ・コーイチ!!)
映像の孝一を、アイシャは呪い殺そうとする勢いで睨み付ける。
ちょうどその時、映像ではロイドに攻撃を仕掛ける風那が映し出された。
ロイドの胸が大きく陥没するのを見て、今度はアイシャが映像を凝視する。
「こいつか・・・! こいつがロイドを!」
「ふぅむ、身体能力の超強化か。この細腕にこれだけの能力を発揮させるとは大した物だ、興味深い」
「くっ・・・!」
ロイドを一方的に破壊した少女、風那を睨み、アイシャはジェドに話しかける。
「お父様、この娘は私に殺させて下さい・・・ロイドの仇ですから」
「ああ、いいとも、好きになさい」
「ありがとうございます・・・!」
映像は進み、今度はスカーレットと戦う空那を映し出している。
空那の前方の空間が歪んだのを見て、ジェドはその正体をあっさりと看破した。
「こちらは複数の真空空間を作り出しているな。大きさはバスケットボールくらいか。一部に穴を開けて対象を吸い込んで閉じ込め、再び真空にする事によって窒息させている。なるほど、スカーレット単体では分が悪かっただろう」
孝一を癒している玲子の事は治癒能力とすぐに分かったが、彼女が恵美を圧倒する所では感心した声を上げた。
「なるほど、正反対の力か・・・。スカーレットの毒を上回るとは、彼女も中々だな」
「・・・っ・・・むぅ」
女の事を評価するとアイシャはかなり不満そうだ。
これは単純な嫉妬だが、孝一に対しての事から見ても相当なヤキモチ焼きである。
もはや情愛を通り過ぎ、信仰に近い物があった。
映像は恵美が捕らえられた後、ロイドが上空に昇る途中で切れていた。
「ふっ・・・、まさかこんな敵対勢力が出てくるとはな。メグミとスカーレットを失ったのは痛いが、面白くなったものだ。あのホムンクルスも実に興味深い、出来るなら一度調べて見たいものだ」
「お父様、恐らくゴトウ・コーイチはこうなる事を予見して手勢を集めていたと思われます。油断は禁物かと」
アイシャは、風那たちも孝一が選んで味方にしたのだと思い込んでいる。
果てしなく大きな誤解であった。
「ふふ、分かっているよ、心配性だなアイシャは」
「え、あ、お父様・・・!」
不意に後ろからジェドに抱きしめられ、アイシャは身をすくめた。
おとがいに手を添えられ、導かれるままに後ろのジェドと唇を重ねる。
「んむっ・・・、ちゅ、ぁ・・・ん、んくっ、ちゅ、ふあ、はぁ・・・」
舌を絡め合い、流し込まれる唾液を受け、自分の唾液と混ぜ合わせる。
それを飲み込むと、まるで媚薬のようにアイシャの体が火照っていく。
敏感な秘芯が震え、秘奥からジワリと透明な液体が滲んで下着を濡らしていった。
「今夜は実に愉快だ。アイシャ、私の体の熱を冷ましておくれ」
「は、はいっ。私の体、好きに使って下さいっ」
「ふっ、ではテーブルの上に乗りなさい」
ブラックボックスをテーブルの隅に押しやると、アイシャは自ら服を脱いでテーブルの上に乗った。既に濡れている花弁がよく見えるように両足を開く。
「これでよろしいですか? お父様」
「ああ、よく見えるよ」
ジェドも服を脱いで全裸になると、またアイシャと舌を絡め合う。
既に逞しくそそり立っているペニスは、ハードコアのポルノビデオ男優と同等の長さと太さを誇っていた。
それの亀頭や竿の部分をアイシャの花弁に擦り付け、愛液を塗りたくっていく。
その刺激にアイシャの体がピクピクと反応し、ジェドを楽しませた。
「んんっ、ぷは、い、ふぁ・・・、ちゅ、むぶ、んむぅ・・・!」
右手でペニスを固定し、アイシャの両手を左手でまとめて掴むと、ジェドは無遠慮に彼女の中へ自分の分身を進入させていった。
「っ! んむぅ~~~っ! んちゅ、んふく、んんぅん~~~・・・っ!」
ジェドはそのままゆっくりと最奥に亀頭を押しつけると、両手でアイシャの腰を固定する。
涙ぐんでいるアイシャを見つめ、蹂躙を宣言した。
「さぁいくよアイシャ、今夜は眠れないと思いなさい」
「はいっ、お父様・・・! 私、嬉しいです。メグミが来てからあまり構って頂けなかったから・・・」
「ふむ、そうだったかな?」
「もう、そうですよ・・・、前回は四ヶ月も前ですよ?」
アイシャは唇を尖らせて拗ねた様に言う。
その言葉に、覚えていたのか、とジェドが苦笑する。
「そうか、ではその分も可愛がってあげよう」
「はいっ! あっ! あぁっ!」
ジェドが腰を突き入れ、アイシャを強く責め立て始める。
小柄なアイシャの体は激しく揺れ、力強い腰の動きに合わせ、衝撃じみた快感が襲う。
「ひぅっ! ああっ! ぐ、あっ! あっ! お、お父っ! 様ぁ! し、幸せぇっ! 私、幸せ、ですぅっ!」
「ふふ、父親に抱かれているというのにこんなによがり狂うとは、誰に似たのやら」
「だって、ひっ! だってぇ・・・! 一番にぃっ、お父様のいっ、一番になりたいんっですぅっ! お母様にだって負けたくないのぉっ!」
アイシャの母親は彼女を産んですぐに死んだと、ジェドからそう聞かされていた。
ジェドが少々驚いた様な顔をする。
「お父様ぁ・・・! 私とお母様と、どちらを・・・、愛してくれていますか・・・?」
「両方だよ。だが、死んでしまった者より、生きている方が愛おしいな」
アイシャは花が咲き誇るような、陶酔しきった微笑みを浮かべた。
「あぁっ! あ、ああぁっ! ぉ、お父様、お父様っ! 愛してます、私が一番、あなたを愛していますっ! い、一生懸命、お父様のお役に、立ちますからぁっ! 捨てないで・・・捨てないでぇ・・・っ!」
「ああ、分かったよアイシャ。ではそろそろ本格的にいこうか」
そう言うと、ジェドは終わりに向けて猛然と腰を動かし始めた。
アイシャの膣には大き過ぎるペニスを、一切の容赦無く突き入れる。子種を求めて下がってきた子宮口を破壊するかのような勢いだ。
それは、先ほどまでアイシャを犯していた彼の影と同じ激しさだった。
「ぎっ、ひっ、ぃ、ぐふぅっ! はっ、ぉあぁ、あっ、ぉ、ぶぅ・・・っ!」
アイシャも父の精を残らず浮けとめんと、暴力的な快感の中で必死にペニスを締め付け、少しでもジェドの快楽の手助けをしようとする。
その努力が功を奏したか、ジェドは獰猛な熱の塊をアイシャの中に吐き出した。
「アイシャ・・・っ、イクぞっ・・・! そら・・・っ!」
「ひぁっ、あ、あああぁぁあぁあぁっ!! お父様熱いっ! 精液熱いのぉっ! あ、あああぁぁ・・・っ!」
影に犯されている間には射精されなかった為に、アイシャの体は精液を貪欲に欲していたのだ。
今、ようやくその願いが叶った。彼女の子宮は歓喜に震えながらジェドの精液を残らず飲み込んでいく。
「ああ、ぁああ・・・、精液が流れ込んでくるのが分かる・・・はあぁ・・・嬉しい・・・!」
「アイシャ、まだまだこれからだぞ?」
「はっ、はい・・・ひゃっ」
彼のペニスはまだその堅さを失っておらず、深々とアイシャの中に刺さったままだ。
ジェドはぐったりとしたアイシャを、挿入したまま抱き起こす。
所謂、『駅弁ファック』の体勢だ。
「第二ラウンドだ」
「えっ、くひっ!?」
ジェドの見かけによらず逞しい腕が、アイシャの体を軽々と持ち上げて勢いよく降ろす。
自らの体重の掛かった突きが、アイシャの体内を突き上げた。
「はぐっ、ほぐぅっ! あ、あ、あぎぃっ! おひょうさまぁっ、わたし、こわれ、こわれちゃいまひゅぅっ!」
「けれど締め付ける力は増しているぞ? アイシャは激しい方が好みじゃなかったかな?」
「はっ、はい、はげしいの、ひゅき、れすぅっ! あぐっ! はぐぅっ! もっろ、もっとぉ・・・っ!」
実際には、アイシャは激しい方が好きという訳ではない。
父が望んだから、そうしているのだ。
自分はジェドの求める通りの娘なのだと、まるで自己暗示のように思い込もうとしている。
そして、それはいつの間にか本当にアイシャの性癖となっていくのだ。
アイシャの性格や食べ物の好み、好きな色や音楽はすべて、ジェドの好む物でもあった。
「ひぁっ! ひぁああぁああぁぁああっ!!」
「・・・・・・」
(ふ、母親か・・・。お前の本当の母親がこの光景を見たら、どんな顔をするかな?)
アイシャに見えぬように、ジェドはほくそ笑む。
それは邪悪と呼ぶに相応しい、悪魔の様な笑みであった。